【実録】症状を放置して悪化した!しつこいカンジダ膣炎との戦い

ヘルスケア

こんにちは~白雪です!

私、過去にめちゃくちゃ酷いカンジダ膣炎に悩まされていて・・・

症状が悪化した当時は、もう一生かゆみが止まらないんじゃないかと本気で思ったほどです。

でも、今は落ち着きました。

カンジダ膣炎は5人に1人は経験するって言われるくらい、身近な疾病です。

症状悪化した原因から症状が落ち着くまでの道のりを書きました。

私みたいに悪化して悩んでる人はとても多いと思うので、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!

はじめてのカンジダ膣炎

私が、初めてカンジタ膣炎になったのは、上京して18歳か19歳くらいの時でした。

かゆみとにおいがあって婦人科に行ったら、

カビですね。

え、私のアソコってカビ生えてるの?ヤバくない?

”カビ”と聞いて驚愕しました。

聞いたら、カンジダ膣炎って真菌の一種でカビの仲間と判明。

でも、頭の良くない18~19歳の私は、”かびるんるん”がアソコにいる?それとも白いもふもふしたのが付いてるの?と気になって・・・

当時の携帯はガラケーでネット検索も出来ず、診察台に座って見てもらってる時に先生に「白いもふもふしたのついてますか?」とか普通にトンチンカンな質問してました・・・

そして、カンジダ膣炎の知識なんて無い私は、一度錠剤を入れて症状が収まったら、完治した(もう二度とならない)と思っていましたが、また少しすると再発するを繰り返して・・・

私、前回完治していなかったってことですか?

カンジダ膣炎の完治っていう考えがずれてるのかも。前回、膣剤を入れて症状が収まったら、完治だけど、カンジダ膣炎は何らかの原因で再発は何度もする人がいるんだよ。

って聞いて、ビックリ!それって一生のお付き合い?!

腟カンジダとは、腟の中にいるカンジダ菌が増殖し、おりもの・かゆみ等の不快な症状をおこす病気のこと。カンジダ菌自体は、健康な女性でも皮膚、口の中、消化管、腟に存在する“常在菌”。それが、風邪や疲労、ストレス等、日常生活においての免疫力の低下、またホルモンの変化等によって、腟の中で増殖して発症します。また、女性の約20%が経験する女性特有の病気でもあります。
引用元:大正製薬

それからは、年に1回か2~3年に1回程度、婦人科に行く事が恒例行事に・・・

でも、一度婦人科に行けば、当分かゆみなどの症状が治まっていたので、あまり深く考えもしてませんでした。

症状悪化の原因

28~29歳くらいの時、仕事が忙しくて、いつも終電で家に帰るという生活になっていました。

そんな生活を続けていて、年に1回程度の恒例行事となっていた、カンジダの症状も出ていたのですが、仕事が忙しく病院に全然行けなかったんです。

多分、症状が出てから2年くらいは放置していたと思います。

今、考えると信じられないのですが、20代の私はカンジダの症状を甘く見ていて、多少放置しても大丈夫だろう・・・と考えてました。

当時、彼氏もいなかったから、余計どうでもよくなっていたのかも。

放置し続けた結果、症状が悪化して、かゆみ・臭いもすごいしオリモノの量も増えて、酷いことに。

そして、知識もなかったので、お風呂入った時、一生懸命ボディソープで外陰部を洗っていたんです。

もう、症状は悪化の一途で、かゆみで夜も寝れないほどに。

大げさではなくて、夜中にかゆみで起きて寝れなくなってしまったんです。

極めつけは、お風呂あがった後に、バスタオルで身体を拭いていたら、お股からすごい量の”おりもの”が足首までビローンって落ちてきたこと。

かなりショックで、こんな量の”おりもの”が出てくるなんて、膣内が相当荒れているだな・・・

私、こんな荒れるまで放置していたんだな、と反省。

嫌な先生と良い先生との出会い

ここまで症状が悪化して、病院行ったのですが、時既に遅し・・・

前は、病院で膣剤を入れてもらったら、スッキリ症状が治まったのに、今回は全然収まらない!

膣剤を入れた日だって、かゆみが収まらない!

かゆみが収まらないから2週連続で膣剤を入れてもらいに病院に行ったら、先生に

膣剤入れたから、治らないわけないんだよね~。

だいたい、そんなデニムとかズボンとか通気性が悪い服を着てるのも良くないよ?スカート履かなきゃ。

とか言われちゃって・・・

えっ、私、症状収まってないから病院来たのに、先生そんな迷惑そうな感じ出す??しかもスカート履けって何?嫌な感じ~。

って思ってそこの病院にはもう行かなくなりました。

幸い、近くに違う婦人科があって行ったら、とっても良い先生で

先週、違う婦人科に行って膣剤入れたけど、全然かゆみが収まらないんです。

 

膣の中が”おりもの”でいっぱいだったから、洗浄して膣剤入れておいたよ。
洗浄しないで、膣剤入れたら”おりもの”が邪魔して錠剤が効かないんだよ。
症状が収まらなかったら、また来週おいで。

と言ってくれて、めちゃ感動!

もちろん、症状はすぐに収まらなくて、毎週通うようになったんだけど、先生は

きちんと症状が収まるまで、通い続けたら病院に通う間隔がだんだん開いてくるよ。大丈夫!

って励ましてくれました。なんて、良い先生!

その先生に、ボディソープとか石鹸で外陰部を洗うのは良い常在菌も流してしまって良くないから、お湯で流すだけで大丈夫と教わりました。

ボディソープで洗わずに、お湯だけで大丈夫?!

ビックリ仰天で目から鱗だったし、信じられなかったけど、いざ実践してみたら、

あれ、お湯だけのほうが、かゆみ症状が軽いかも。

でも、病院には毎週欠かさず通いました。

多分、半年位は毎週病院に通ったと思います。

毎週欠かさず通っていたのが、だんだんと2週間に1回になったりして先生の言う通り、病院に通う間隔が開いてきたんです。

毎週が、2週間に1回、3週間に1回、1ヶ月に1回とどんどん間隔が開いて、今では年に1回か2回に収まったんです!

先生、ありがとう!

カンジダ膣炎に効くもの

かゆみが収まらなくて、悩んでいた時にネット検索めちゃくちゃしました。

その中で、「整腸剤を膣に入れると良い」とか「このサプリを飲むと良い」とか色々書いてあるのもいっぱい見ましたが、私は、口に入れる整腸剤を膣に入れるなんて怖くて絶対できなかったです。

そもそも整腸剤を膣に入れるならドラックストアで膣剤売ってるからそれ入れたほうが良いと思うし、サプリも気休めかなと思います。(サプリで効果があった方がいたらすみません。)

やっぱり、一番は根気よく病院に通って、症状が収まるまで膣剤を入れてもらうこと!

そして、自分で出来ることは、

  • 外陰部はボディーソープなどの石鹸で洗わない(お湯で流すだけでOK)
  • 規則正しい生活リズム
  • ウンチした後のトイレットペーパーは1回拭いたら捨てる

これくらいかなぁと思います。

余談ですが、トイレットペーパーの雑学知ってますか??

日本防菌防黴(ぼうばい)学会によると「トイレットペーパーを36枚重ねてようやく手から大腸菌群が検出されなくなる」との結果が報告されています。
手にトイレットペーパーをくるりと巻きつけた長さを仮に25cmとして、36枚重ねるとしたら25cm×18回=450cm。これでお尻を2回拭く場合、一度に約9mものトイレットペーパーを使用する計算になり、不経済であるだけでなく、トイレに詰まりやすいという弊害も生まれます。この結果を見るとトイレ一回につきそれほど大量の紙を使うということは現実的ではなく、また、お尻を拭いた後の手にどれほどの菌が付いているのか想像できますね。

引用元:日本カルミック

大腸菌は、トイレットペーパーを貫通する!

だから、いくらフカフカのトイレットペーパーでお尻を拭いても手には大腸菌が付いている・・・

これ、私知らなくて、畳んで2回目も拭いてたんですよ。今考えると恥ずかしい・・・そりゃ大腸菌が膣に行っちゃうよ。

どおりで、最近は婦人科で検査してもらうと、カンジダ膣炎ではなく、細菌性膣炎が出たりしてたのね。細菌性膣炎もカンジダ膣炎と同じく、繰り返す疾病なんですよね。

細菌性膣炎こそ、大腸菌が出てるってことなので、ウンチ拭くときは気をつけるようになりました。

細菌性膣炎については、こちら↓↓

膣付近にいる大腸菌やブドウ球菌、溶連菌などの一般細菌によって引き起こされる膣炎で、膣内の自浄作用が弱まっているとき、下痢などをきっかけに発症することが多いようです。又、タンポンの出し忘れなどが原因になることがあり、おりものに悪臭がします。

症状としては、黄色や茶褐色、緑黄色のおりものが増え、腔内が赤くはれます。

治療は膣内の洗浄と膣座薬、抗生剤の投与が行われるでしょう。予防としては、排便後は膣部を良く洗い、便が膣の周囲に残らないようにします。

引用元:総合南東北病院 広報誌 健康倶楽部/2011年12月号

ウンチをした後、何回もお尻拭かなくて済むように腸活も大切かなと思います。

あと、トイレ入ったら、他人の大腸菌が付いたドアノブとか触りまくってるから、ウンチしてなくても必ず石鹸で手を洗う習慣をつけたほうがいいと思います!

まとめ:膣炎の症状が出たら、すぐ病院に行こう!

私の感覚だと、カンジダ膣炎の症状を放置して悪化させると、治すのに放置した年月の倍はかかると感じました。

あくまでも私の体感ですが、2年放置したら症状が落ち着くまで、4年位はかかると思ったほうが良いと思います。

私は、たまたま婦人科が選べる環境で良かったのですが、私も地方の田舎育ちです。

私の田舎は、婦人科が総合病院と個人病院の2院しかありませんでした。

総合病院は膣剤入れるだけなのに何時間も待たなきゃいけなかったし、個人病院も一つしかないから、空いてるわけでもない。

そんな環境の方は、先生が合わなかったからと気軽に病院を変えることはできないので、先生と相性が悪かったら大変だと思いますが、ここは根気よく、先生に嫌味を言われても、症状が収まるまでは、通い続けるしかないと思います!

本当に嫌な病院もありました。

受付のおばちゃんが鼻くそほじってたり・・・笑

今考えると笑えてきますが、目の前でされると、もうそんな手で私の診察券触らないで~って感じでした・・・

あぁ~、長い道のりだった。

こんなに、カンジダ膣炎が手ごわい病気と知らなくて、本当に放置したことを後悔しました。

今では、少しでもかゆみがあれば、すぐ病院へ行くことが習慣に。

頑張って、膣炎は治していきましょ~!!

 

婦人科検診についての記事はこちら:https://shirayuki-diary.com/gynecological-examination/

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