【私の黒歴史】アパレル販売員時代に借金まみれになったお話

お金のこと

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むかーしむかし、アパレル販売員を約3年していたのですが、私はものの見事に借金まみれになったので、その時のお話を書きたいと思います。

ぜひ、現在アパレル販売員をしていて生活が苦しいと悩んでいる方や、これからアパレル販売員として働きたいと思っている方に参考にしていただけると嬉しいです。

私にとっては、かなり黒歴史となります・・・🤑

アパレル販売員として働いた理由

高校卒業してから約3年間アパレル販売員として働いたのですが、生まれてから高校卒業まで勉強をしたこともなく、義務教育もきちんと受けていないような状況の私だったので、将来のことを考えることなんてなく、単純な理由で選びました。

アパレル販売員ってキラキラしてて、楽しそう♪

特に、田舎育ちだったし、当時はカリスマ販売員が沢山いたし、憧れが強かったです。

そして、アパレル販売員なら、学歴がなくてもできそう!という安易な考え。

実際、学歴不問が多かったと思います。

意外にきつい!実際に働いてみると体力勝負だった・・・

初めて、店頭に立った初日は本当に足が辛くて辛くて・・・

立ちっぱなしが、こんなに辛いものだとは思いもしませんでした。

結構、立ちっぱなしが辛くて辞める子もいました。

慣れるまでは、全員が思うことだと思います。

私が働いたブランドが、カジュアルブランドだったこともあり、最初はヒールじゃなくて、スニーカーでも大丈夫だよって言ってくれて、本当にありがたかったです。

 

そして、なんと言っても長時間勤務!

基本は、8時間+1時間の休憩で9時間拘束。

スタッフがインフルエンザや体調不良でお休みになって、人が足りなくなったら、営業時間全て店頭に立つということもありました。。。

そういう日はお昼休憩1時間も取れなかったし、若かったから乗り越えられた感があります。

運よく、私は体調を崩しませんでしたが、結構、一緒に働いているスタッフや同じフロアのスタッフが体調崩して辞めるということもありましたねぇ。。。

お給料はどのくらい?年収は?低収入なの?

声を大にして、はっきり申し上げます。

アパレル販売員は低収入・低所得者です!

 

【当時のお給料の内訳】
契約社員
日給7,200円×23日(シフトによります)=165,600円
(2月は出勤日が少ないので正社員じゃないと死にます・・・☠)

当時、上記の金額から税金引かれて、手取りで15万位だったと思うのですが、私が働いていたブランドは毎月、制服として自身のブランドのお洋服を購入しなくてはいけないので、15万円から更に制服代が引かれます。

年収にしたら、完全に200万以下です。

【制服代引かれると・・・】
は12~13万円位(下手したら10万切ってた月もありました💦)
は13万円~14万円とかになります。

制服は、定価の4掛け(40%)で購入できたのですが、安いブランドではなかったので、制服代もそれなりに高くつきました。

販売員は経費がかかりすぎ!

そして、販売員は動くマネキンなので、お客様から販売員さんが着ているお洋服を購入したいと思ってもらえるようにしなくてはいけません。

当然に、毎月新商品の制服を買うし、制服に合う靴も揃えなければいけないし、お化粧や髪などの身なりも整えなければいけません。

もう、この時点で一人暮らしの人は赤字ですね🔥

生活できません。

 

そして、店長の考え方次第なのですが、売上がない日は自腹で(しかも定価で!)商品を購入することもありました。

特に、2月と8月は閑散期で台風などで天気が悪い日があると売上がない日もあって、仕方ないね・・・という雰囲気で購入する羽目に。

今なら、ナゼ??としか思いませんが、当時は当たり前な感じでしたね。

会社へ売上0と報告したくない店長としての見栄だったのかもしれませんが、今だったら、事実を報告するべきかなと思います。

カワイイものに囲まれて購買意欲が掻き立てられる

デパート(百貨店)だと、購買意欲を掻き立てるディスプレイやイベント・ポップアップストアなどがあり、本当に購買意欲が掻き立てられます。

ただでさえ、同じフロアにある他のブランドショップの新作が出ているとかわいく見えるのに・・・

しかも、少し割引で買えたりすると、周りのスタッフも買ったりして、更に買わない選択肢がないような状況になったりします。笑

ここで購入を我慢できない人は要注意!

でも、残念ながら、購入を我慢できる人って見たことがありません。

みんな購入していましたね。

貯金は絶対できない! 気が付くと借金まみれになっている販売員がほとんど

勤務地がデパート(百貨店)になると、デパート(百貨店)のクレジットカードを作らされます。

作らされるというと語弊があるかもしれませんが、各ブランドは毎月、クレジットカード新規加入のノルマがあったのですが、毎月お客様にクレジットカードを作っていただくことって難しいので、結局、自分でクレジットカードを作成してノルマの足しにしたって人がほとんどかと思います。

それが、きっかけもあるし、周りのスタッフもクレジットカードを作ってる人多いし、持ってて当たり前のような感覚でした。

そして、クレジットカードを作ったら、買っちゃいますよね~🤑

お客様も分割やリボ払いで払う人もいたため、感覚が麻痺して、右へ倣えで支払方法を2回以上の分割又はリボ払いにしているスタッフが多かったです。

そして、限度額10万円まで使って、新たにどんどんクレジットカード増やしてしまう人が多いです😱😱

アパレル販売員の定番の副業(バイト先)キャバクラ

クレジットカードを目いっぱい使って、支払いが出来ないとなったら、もっと働かなくてはいけない状況に追い込まれます。

はい、キャバクラです。

もうね、アパレル販売員のキャバクラバイトは、定番中の定番だったし、実家住まいのスタッフでもやってる人いたくらいだから、一人暮らしなんて、絶対必須です!

クレジットカードの支払いがなくても、キャバクラで働かないと生活できないと思います。

ほとんどのアパレル販売員は、「次のクレジットカードの支払いやばーい」って言って、キャバクラにレッツゴー!です。笑

キャバクラでバイトして、貯金できれば良いですが、多分、ほとんどのスタッフは全て、クレジットカードの支払いや生活費に充てて、貯金はできていなかったと思います。

ちなみに私は、モチのロンで借金はあるけど貯金は0でした~🤑

アパレル販売員は見栄っぱりの人が多い

アパレル販売員は、日々ブランドに囲まれて、お金持ちのお客様と接しているせいか?感覚が麻痺しちゃうのか?今、思い返すと自分も含め、見栄っ張りな人が多かったと思います。

こんなに、低収入・低所得者なのに、毎日お昼時間に外食ランチしに行ったり、バックやアクセサリーはシャネルやヴィトン・ディオールなどの高級ブランドで固めているスタッフが多かったです。

しかも、腕時計はロレックスやカルティエ。

今、考えると、低収入・低所得者で借金まみれのくせに、ブランド物持ってバカだねぇ~って吹き出しちゃうくらい笑えますが、当時はみんな当たり前。

私は実家住まいではなかったため、お洋服を買うので一杯一杯で、バックやアクセサリーを高級ブランドにはできませんでしたが、外食ランチには行っていたし、お洋服いっぱい買って借金増やして・・・見栄って、怖いですよねぇ~

ブランド物だけではなく、何か欲しい物があるときは、ローンや分割ではなく、きちんとお金を貯めて購入しましょう。

私が20歳の誕生日に行った場所

本当に信じられないのですが、20歳の誕生日に私は消費者金融に行きました😱😱

クレジットカードだけでは飽き足らず、消費者金融で現金を借りたのです。

若くして、借金人生のスタートダッシュが早いですねぇ。笑

 

当時は、本当に何も考えてなくて、日々の生活にいっぱいいっぱいだけど、見栄っ張りだから買い物は止められないという酷い状況・・・

キャバクラで働いてもクレジットカードの支払いに追われ、現金が追い付かず、誕生日に満を持して消費者金融に行った記憶があります。

最初は、1~2万を借りて、どんどんちょびっと借りをして行って、結局、限度額50万円まで借りました。

もうね、ここまで来ると、本当に自転車操業です🚲

アパレル販売員の末路・・・将来なんて見えない現実

結局、クレジットカード3~5枚(記憶が曖昧)と消費者金融1社で借金まみれになり、とうとう家賃を払うのも難しい状況になりました。

若干、21歳。

借金まみれになったということは誰にも言えず、でも、生活はできなかったので、実家に戻ることに。

改めて、借金総額を計算してみたら、約150万円ほどだったかと思います。

ちなみに、ハイブランドのバックやロレックスなどの腕時計なんて買ってません。

怖いことに、生活費や遊び、ショッピングで借金約150万円があるってこと。

そして、その借金のほとんどが、支払いが永遠に終わらないリボ払い&消費者金融😱

人生詰んだってことのことか?

 

たまたま、この時期に、ミセスブランドの販売員さんとお話する機会があったのですが・・・

皆、口を揃えて、

まだ若いんだから、仕事も勉強も色んな事に挑戦しなさい!

若いのにずっと販売員するなんて勿体ないわよ。ずっと貧乏するのと一緒よ?!

とか色々言われました。

当時、契約社員だった私は、頑張って正社員になれれば・・・と淡い期待を持っていたのですが、ミセスブランドの販売員さんの話しだと、「新卒で入った正社員の販売員も契約社員からせっかく正社員になっても、正社員で販売員を10年したら、正社員から契約社員になるんだよ。」って言われて、かなり衝撃を受けました・・・

なんだそれ。

すごい現実を突きつけられて、私のモチベーションはだだ下がり。

また、40~50代の販売員さんとあまりお給料が変わらない現実を突きつけられ、ずーっと販売員をしていくのは難しいなと思い知りました。

そりゃそうだよね。正社員じゃなくなってるんだもん。

あの時の、ミセスの販売員さん助言ありがとうございます♡

今が、人生の底辺だと感じた

借金の自転車操業もペダルが重くなり、漕ぐのが難しくなった頃に、ミセスの販売員さんのご助言もあって、借金も仕事もどうにかしないとなと考えるきっかけになりました。

アパレル販売員をして約3年。

私は約150万円という大きな借金をしてアパレル販売員を辞める決断を下しました。

いくら実家に帰ったとしても、この安月給では借金を返し終えないと思ったのです。

しかも、これから30代になり、40代50代、そして60代以降になったとしても、ずっとお金がなくて借金まみれの人生ってすごく惨めなんじゃないかと急に震え上がり、笑えないなと我に返りました。

私が思う、アパレル販売員に向いている人

私はアパレル販売員に向いていなかったため、借金を残して辞める決断を下しましたが、不自由なくアパレル販売員を続けることが出来る人もいると思うので、私が思ったアパレル販売員に向いている人をご紹介します。

これは、私の独断と偏見になります。

実家がお金持ちのお嬢様やご主人がお金持ちの奥様

デパート(百貨店)が職場だった時にお向かいの店舗にいた販売員さんが、店長とか役職などない販売員さんだったのですが、持っているものが全てハイブランドだったんですよ。

誰が見ても異彩を放っているというか・・・

話しを聞くと、親がお金持ちで実家住まいとのこと。

心底羨ましいなぁ~と思いました。

実家がお金持ちの子であれば、お給料が安くても生活できるし、借金をすることもないと思うので、そういった元々お金持ちのお嬢様だったり、ご主人がお金持ちだと難なく続けられると思います。

私みたいに実家がお金持ちじゃない子から見たら、お遊びに見られるかもしれませんが・・・

お給料以外の収入がある

実家がお金持ちではない人が借金をせずにアパレル販売員をするには、お給料以外に何かしら収入がないと生活が難しいと思います。

現実的に、キャバクラなどの副業は身体を壊す可能性が高いので、おすすめはしません。

 

何かしら、働かなくても収入がある状況が好ましいので、若い時にアパレル販売員で働けないかもしれませんが・・・

頑張って高配当株をいっぱい買って、配当金を生活の足しにすれば何とか生活できるかなぁと思います。

それでもアパレル販売員をしたいなら・・・ キャバクラ以外の副業をしてみる!

キャバクラは時給は良いかもしれませんが、キャバクラバイトもそれなりに経費(ドレスや髪のセット代など)がかかるし、生活リズムも崩れるので、やっぱりおすすめはできません・・・

それでも若い時こそ、アパレル販売員をして生活していきたいと思う人もいると思います。

今は、サラリーマンやOLだって副業する時代。

アパレル販売員だけの収入は、とても生活は難しいと思うので、副業必須です。

できれば、アルバイトではなく、”業務委託”のお仕事が良いと思います。

自転車を持っているのなら、ウーバーイーツでも良いと思うし、接客をしていれば、電話対応も苦ではないと思うから、電話営業とかコールセンターなんかがいいんじゃないかなぁと思います。

私も今の副業はリワークスで探して見つけました。

ここだけではなく、色々探したら出てくると思うので、自分に合ったものを頑張って見つけてみてください。

 

ただ、上記副業たちは、労働をしないと対価がもらえない「フロー収入」なので、働かなくてもお金が入ってくる「ストック収入」をコツコツ頑張って作ったほうが良いと思います。

私の人生の転換期

アパレル販売員を辞めてから、約2年間、正社員でパチンコ屋さん(比較的お給料が高め)で働き、借金をできるだけ返済。

からの、端的に言うと、

奨学金を借りながら、専門学校に入学して、勉強をして国家資格も取れて、無事に就職もできました。

営業職だったこともあり、奨学金を返しながらでも生活はでき、初めて貯金もできるように。

今は、事務職のため、全然お給料は高くありませんが、貯金の他にNISAやiDeCoなど投資もできるようになって、本当に学校に入って勉強し直して良かったと思っています!

なにより、お金に対しての価値観が変わりました。

借金してた時は、若かったせいもあってか、1万円を稼ぐ大変さって全然分からなかったけど、今は1万円稼ぐのに「副業どのくらいしなきゃいけないな」とか「配当利回り4%で300万円くらいないと月1万円の配当金がもらえないんだな」などなど。

お金を生み出すって大変なんだなぁと分かり、無駄使いをしなくなりました。

 

そして、これは、自分でも未だに信じられないのですが、私、義務教育もきちんと受けていなかったので、かけ算や引き算もできないんですが、泣きながら勉強を頑張ったら、国家資格の宅地建物取引士も合格できたんです!

頑張れば、できるんだなぁと自信にもなったし、就職もできたおかげで、将来に不安を感じることもなくなりました。

あ、でも、未だにかけ算と引き算はできません・・・笑

 

過去の私みたいに、

「今まで勉強もしてこなかったから資格もなくて、就職もままならない・・・」

「将来が不安」

とか、色々悩んでいる方には、声を大にして言いたい!

まだ若いんだから、仕事も勉強も色んな事に挑戦しなさーい!

今よりも、少しでも将来が明るくなるのであれば、絶対挑戦してみるべきだと思います。

少しでも、私の黒歴史の過去がブログ読んでくれた人の励みになれば嬉しいです。笑

 

 

 

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