秋の味覚の一つである「栗」
私が大好きな「栗」
そんな私もみんなも大好きな「栗」のお話です。
第1章 成長
私の実家には、庭に栗の木があり、それはそれは大きな実がなる木でした。
それも、甘い!!
そんな最高な栗の木は、子供の頃に「栗の木が生えますよーに」と願い、栗の実を庭に植えたらニョキニョキと元気に生えてきた木でした。
物心がついた頃には、立派に成長し実をつけるようになり、子供の頃は暇があれば、拾って食べたりしていました。
家族全員が、面倒くさがりなので、そんなに栗を拾って食べることは多くはなかったかもしれないけど・・・
いや、一回も拾わずに終わった秋のほうが多かったかも。
勝手に育ったものの、自分たちで植えた木だし、甘くて大きな実をつける木だったし、それなりに私は愛着があったと思う。
第2章 突然の訪問者
母はお店を開いていて、たまに店番を祖母にお願いしてることがありました。
ある日、祖母が店番をしていると、実家のお隣さんが来て
「白雪さんの家の庭にある栗の木なんだけど、栗の木の葉っぱが屋根の塗装を傷めるから切っても良いですか?」
と、言われ祖母は
いいと思いますよ。迷惑かけてすみません。
と言い、母が帰ってきたときに上記のやり取りがあったことを伝えました。
第3章 衝撃の展開
母は、栗の木の葉っぱって屋根の塗装痛めちゃうんだ。これから定期的に剪定しなきゃいけないな・・・と思い、実家に帰ると・・・
なんと、あの栗の木が!木こりの切り株になってる!!
えーーーーー!そんなことある?!
普通、枝を切るだけじゃないの?
しかも、切った丸太は置きっぱなしかーーーい?!
というのも、お隣さんは私の同級生のA子の家で、お父さんは大工さん。
きっと、チェーンソー的なものを持ってきて「木こりの切り株」にしたんだろうけど、丸太そのまま置いてく?
そこまでするならちょっとは気を使って、切った栗の木でイスとかテーブル作って来いよ!💢
とか思ったりしましたが、当時の私はいきなり「木こりの切り株」にしてやろうと思うくらいお隣さんは、ぶち切れしてたの?とガクブル ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
第4章 飄々とした人と木
切られたものは仕方がないので、母は小屋から錆びついたノコギリを持ってきて、何日もかけて
丸太を輪切りにして → 鍋敷きに。
枝も輪切りにして → コースターに。
木こりの切り株は → 私たちの休憩スポットに。
余った丸太や枝の輪切りした年輪のところにお習字で漢字一文字書いて玄関に飾ったり、それでも余ったものは近所に配ったり。
今考えると、お隣さんは、何をやってもダメージ受けない私たちに相当イラついていたんじゃないかと思います。笑
お隣さんの同級生A子は、その話を知ってるのか分かりませんが、なんだか私のほうが気まずい。
同窓会の時にA子から話しかけられて「白雪の家からもうピアノの音が聞こえてこなくて、寂しいわ~」と言われ、
それって、京都風に「うるさかったんだよ」って言う意味ですか~?!とガクブル
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
私は、もう実家に住んでないし、頻繁に帰省もしていないので今はお隣さんと仲良くしてるのか分かりませんが、ご近所トラブル?も大変ですよね。
まぁ、私の実家はたぶん何をされても飄々と過ごしていそうです。笑
ちなみに、切られた栗の木は根っこが残っていたようで、お隣さんがせっかく切ったのに?違う場所からニョキニョキと生えてきて、数年後にはまた立派な栗の木が!
栗の木まで飄々として・・・栗の木さん、ご立派です!
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